2026年5月時点での情報をもとにまとめています
まずは、ざっくり
高い勝率が魅力的な完成度の高い種牡馬。Northern Dancerのインクロスにも注目。

ひかり
2020年から2025年まで6年連続でサイアーランキング2位を継続しています。
ひとつずつ、見ていく
概要
- ロードカナロア産駒は、全体としては芝を中心にマイルから中距離での活躍が見られる一方で、産駒によっては芝・ダートの適性に幅があり、距離についても短距離から中距離まで対応している点が特徴といえそうです。
- 産駒の仕上がりについては、2歳戦から動ける完成度の高さを持つタイプが見られる一方で、成長に伴ってパフォーマンスを引き上げていく産駒も一定数存在しており、早熟一辺倒ではない点も特徴として挙げられます。初期段階から能力を発揮しつつ、その後も安定して結果を残すタイプが多い印象です。
- また、産駒の走りとしては、スピードと瞬発力を基盤にした競馬が目立ち、直線での加速性能の高さを活かした差し・先行両面での競馬に適性を示します。筋肉質でパワーのある馬体を持つ産駒が多く、特に後肢の発達による推進力の高さは見逃せないポイントです。
- 気性面に関しては、気性面では、前向きで素直なタイプが多く、レースでもスピードを活かしやすい点が強みといえます。
血統
- ロードカナロアは、父キングカメハメハ、母レディブラッサム(母父Storm Cat)という配合で生まれた種牡馬です。現役時代には香港スプリントを日本馬として初めて制したほか、短距離G1で6連勝を挙げるなど、圧倒的なトップスピードと持続力を武器にスプリント路線で偉大な実績を残しました。また、全19戦で生涯3着以内を守り続けた安定感も見逃せないポイントです。
- デビューが2歳年末と遅く、6つのG1勝利はいずれも4歳秋以降だったことから、本格化は古馬になってからといえ、成長力の高さも特徴として挙げられます。
- 父キングカメハメハは、現役時代に高いスピードとスタミナを持ち、NHKマイルカップと日本ダービーを制した名馬で、種牡馬としても芝・ダートを問わず多数のG1馬を送り出している、日本競馬を代表する存在です。産駒にはスピードとパワー、そして高い総合力を伝える傾向が見られ、幅広い条件への適応力を持つタイプが多い印象があります。
- 母レディブラッサムは、現役時代に重賞勝ちはないものの、24戦5勝という実績を残しており、一定の競走能力を備えた牝馬といえます。また、2代母のサラトガデューがG1勝利を挙げている点からも、牝系としてのポテンシャルの高さが感じられます。
- 5代血統表では、Northern Dancerのインクロス(S5×S5×M4)を持っています。

ひかり
父のスプリンターとしてのイメージとは対照的に、産駒が幅広い距離に対応している点は興味深く、血統の伝わり方という意味でも注目しておきたいポイントです
種付料

ひかり
供用初年度の種付料は500万円でしたが、重賞馬を安定して輩出し、直近では1200万円まで上昇しています
AEI(アーニング・インデックス)
- ”優”
1.5以上を「優」、1.0~1.5を「良」、1.0未満を「平均よりやや下」として見ています。
産駒傾向
活躍距離
- 芝 :短距離~中距離
- ダート:短距離~中距離
出走数の最も多い距離の出走数÷2を超える距離を抽出しています。
勝ちあがり率
- 新馬 :10.5%
- 未勝利:10.5%
2歳時点の牡馬と牝馬の勝率
- 牡馬:19.2%
- 牝馬:10.3%
成長
- ”ふつう”
”はやい”は2歳時に複勝率がいちばん高くなり、4歳にかけて少しずつ下がっていくタイプ
”晩成”は4歳にかけて複勝率が少しずつ上がっていくタイプ
”ふつう”はそのどちらにも当てはまらないタイプ
代表産駒
- 獲得賞金上位30位の産駒を見ていくと、30頭中20頭が5代血統表で、Northern Dancerのインクロスを持っているという共通点が見られます。
- また、同条件で馬体重に着目すると、一定の幅も確認できており、必ずしも特定の体格に偏るわけではない点は注目に値します。
| 名前 | 性別 | 馬体重 (デビュー/引退or直近) | 賞金 (万円) | 勝利距離 (m) |
|---|---|---|---|---|
| アーモンドアイ | 牝 | 472kg/490kg | 151,956 | 芝1600~2400 |
| べラジオオペラ | 牡 | 506kg/505kg | 94,473 | 芝1900~2000 |
| ダノンスマッシュ | 牡 | 466kg/470kg | 58,435 | 芝1200~1400 |