No3.エルダークローネ(京都サラブレッドクラブ)

1歳カタログ 出典:京都サラブレッドクラブ様より

2歳5月トレセン在厩 出典:京都サラブレッドクラブ様より

2歳6月新馬戦 出典:京都サラブレッドクラブ様より

基本データ

エルダークローネのこと

名前エルダークローネ
名前の由来いにしえの王冠
性別
毛色黒鹿毛
うまれた日2024年3月26日
生産者イワミ牧場
厩舎西村真幸(栗東)
募集クラブ京都サラブレッド
募集価格1,540万円
測尺した日2024年9月11日
体高154cm
胸囲173cm
管囲19.7cm
体重441kg

レースのようす

  • 6月28日小倉5R(新馬戦)にてデビュー。結果は2着と1着には届きませんでしたが、エルダークローネくんはとっても頑張ってくれました。
  • 続く7月25日中京1R(2歳未勝利戦)では1番人気に支持されながらも、初めてのダート戦で砂かぶりもあり、力を出し切れず4着という結果に終わりました。
  • 早い時期に勝ち上がってくれたら嬉しいなという気持ちもあったので、少しもどかしさはありましたが、今回のレースで砂をかぶった時の反応など、今後につながる経験を積めたことは大きな収穫だったように感じています。
  • まずはゆっくり休んで、また元気な姿で帰ってきてくれたら嬉しいなって思っています。次のレースも、もちろん全力で応援します!
レース名出走日ジョッキーコース着順
2歳新馬2026年6月28日田山旺佑小倉2日5R
芝1200m
2着
2歳未勝利2026年7月25日田山旺佑中京1日1R
ダ1200m
4着

血統のみどころ

  • エルダークローネは、父ダノンレジェンド、母ノーブルクラウン(母父ゼンノロブロイ)という配合で生まれた一頭です。
  • ダノンレジェンドは、ダート短距離において高い適性を伝える種牡馬で、産駒は仕上がりが早く、2歳戦から動けるタイプが多い傾向があります。スピードと先行力を活かし、そのまま押し切る競馬が目立つ点は、この血統の大きな特徴といえます。
  • 母ノーブルクラウンは、2014年にシルクレーシングで募集された牝馬で、現役時代は中央競馬で5戦を経験しています。勝ち上がりこそ叶わなかったものの、ダート戦で掲示板入着を2回記録しており、一定の競走能力を示していました。故障の影響で3歳秋に引退となりましたが、繁殖牝馬としての基礎的な資質は十分に備えていると考えています。
  • ファミリーラインに目を向けると、2代母クラウンピースはリーチザクラウンやクラウンプリンセスといった重賞馬を輩出しています。さらに3代母クラシッククラウンはアメリカでG1を制した実績を持つ一流馬で、この牝系が持つポテンシャルの高さは見逃せない要素です。
  • 全体として見ると、父のダート短距離での高い勝ち上がり率とファミリーラインの実績が組み合わさった構成になっています。加えて、本馬はMr. Prospectorのインクロスを有している点も特徴的で、ダノンレジェンド産駒の中でも注目しやすいポイントといえます。こうした血統背景から、中央ダートにおいては勝ち上がりにとどまらず、その先の展開についても自然とイメージが膨らむ内容になっています。
  • 5代血統表では、Mr. Prospectorのインクロス(S5×M5×M4)に加えて、Secretariatのインクロス(S5×M5)も確認できます。スピードと持続力の両面を補強する配合であるという点は、この馬の将来像を考えるうえでも興味深いポイントです。

ひかりのつぶやき

出資を決めた理由なんだけど、まず血統を見たときに惹かれたのが、父のダート短距離での高い勝ち上がり率と、実績のあるファミリーラインが組み合わさっている点だったんだよね。

全体としてまとまりのある構成に見えたし、そこにMr. Prospectorのインクロスも入っていて、「ちゃんと走ってきそうだな」っていうイメージが自然と湧いてきたの。1勝の壁を突破して、その先の展開までつい期待したくなるような、そんな印象だったかな。

それで馬体を見てみたら、まず顔立ちがすごく可愛くて印象に残って。全体のラインも綺麗で、バランスの良さがすっと目に入ってきたんだよね。

見た目の良さだけじゃなくて、体の大きさもしっかりしていて、ダノンレジェンド産駒は比較的小柄な馬でも走るんだけど、一定以上のサイズがあると大きな活躍に繋がりやすい、っていうデータもあったから、その点も後押しになったポイント。

さらに、トレーニングの進み方が順調で、早い時期から動けそうな雰囲気があったのも大きかったと思う。血統で気になって、馬体で納得して、育成の進捗を見て後押しされて…気づいたら出資を決めていた、そんな流れだったかな。

募集時に感じた印象

ひかり
ひかり

1勝を超えてその先の未来まで、これから一緒に歩いていけるのがすごく楽しみな一頭かな

想い出(1歳11月~2歳4月)

ひかりの日記

エルダークローネくんなんだけど、11月に加藤ステーブルに入って、最初の頃は少し臆病なところもあったみたいなんだよね。でも、環境に慣れてからはそういう面も気にならなくなってきて、馴致もスムーズに進んでいたみたい。特に大きな癖もなくて、まずはいいスタートが切れたっていう印象かな。馬体も当初から評価が高くて、「これからが楽しみ」っていうコメントが出ていたのも印象に残ってる。

その後もトレッドミルや坂路を使いながら調教が進んでいって、フットワークの良さとか、リズムの良い走りっていう部分は早い段階から評価されてたんだよね。ただ一方で、まだ幼さがあって集中しきれないところとか、少しフワフワした走りになる場面もあったみたいで…このあたりはやっぱり成長待ち、っていう段階だったのかな。

12月に入ると、馬体も少しずつ大きくなってきていて、数字としてもしっかり成長が見えてきてるのがいいなって思った。年末には一度リフレッシュも挟んで、年明けからまたスムーズに立ち上げられてるのも、ここまで無理なく進められてる証拠だよね。

1月以降は少しずつ負荷も上がってきて、坂路でのペースも15秒台に入ってきたり、多頭数での調教や併せ馬も経験していて、だんだん“実戦を意識した内容”に変わってきてるのが分かる流れだったと思う。まだ馬群で怯むところはあるみたいなんだけど、そういう経験を積ませている段階っていうのも、ちゃんと計画的に進められてる感じがして安心できるポイントかな。

2月から3月にかけては、全体的に「順調」というコメントが続いていて、体力面やパワーも少しずつ強化されてきているみたい。特に3月に入ってからは、トレッドミルでも余裕をもって動けていたり、坂路でも手応え良く上がってきている様子が伝わってきて、「あ、ちゃんと段階を踏んで力がついてきてるな」って感じられる内容だったんだよね。
この時期は無理に時計を詰めるというよりも、フォームを固めることを優先する方針で育成していたところも個人的にはすごくいいなって思っていて。基礎をしっかり作る方針がはっきりしているのは、長い目で見てもプラスに働きそうだよね。

それで3月後半になると、トラックコースも併用しながら距離を乗り込んで体力強化も進んできていて、動きにも余裕が出てきているみたい。ここまでくると、だいぶ“土台”ができてきた印象かな。

そして4月に入ってからなんだけど、西村調教師が本馬と出会ったときのことを回想していて、当時から「預かりたい」と評価してくれているのはやっぱり嬉しいポイントで…。しかも歩様の段階から好印象を持たれていたっていうのは、この馬のポテンシャルを感じる部分でもあるよね。そのまま本州への移動もスムーズに決まって、環境が一段階進んだのも大きな変化だったと思う。

ドラゴンファームに移動してからも、いきなり大きく崩れることもなく、調教にも対応できていたり、基本的な動きの良さはしっかり維持できてる印象。たまにチャカつくところはあるみたいだけど、扱いやすさはあるみたいだし、そこは大きな不安にはならなそうかな。

最近ではハミ受けやフォームの課題にも向き合いながら、少しずつ動きがまとまってきているみたいで、「日々良化している」っていうコメントが出ているのも前向きに捉えられるポイントだよね。入厩のタイミングについては、一度4月を見送って5月中旬あたりを目標に調整する形になったみたいだけど、このあたりも無理をしない判断っていう意味ではいい流れなのかなって思ってる。

ここからトレセン入厩に向けて環境もさらに変わっていくし、その中でどんな変化を見せてくれるのか…。少しずつ輪郭がはっきりしてきた今だからこそ、次の一歩がどんな形になるのか、静かに見守っていきたいなって思ってる。

成長の記録

時期
(年/月)
体高
(cm)
胸囲
(cm)
管囲
(cm)
馬体重
kg
おもな出来事
24/915417319.7441カタログ測尺
24/11466馴致完了
24/11470坂路開始
25/1215818219.5465ハロン15-15一部取り入れ
26/1467ハロン15~16秒
26/2468ハロン15~16秒
26/315818020.0468ハロン15~16秒
26/4北海道→本州
26/4ハロン15秒

想い出(2歳5月~2歳6月)

ひかりの日記

この2か月は環境の変化と、それに少しずつ順応していく姿を見ることができた期間だった気がする。

5月に入ってからもドラゴンファームでは15-15を続けながら調整していて、「体の使い方が上手になってきた」とか、「背中をしっかり使えている」っていうコメントが少しずつ増えてきたのが印象的だったかな。最初はフォームやハミ受けが課題って言われていたけど、近況を読んでいると、そのあたりも少しずつ良くなってきているみたいで、「あ、ちゃんと成長してるんだな」って思える場面が増えてきたんだ。

気性面も同じで、テンションが上がりやすいところはあるみたいなんだけど、「前より落ち着いてきた」っていうコメントも出てきていて、体だけじゃなくて心の部分も少しずつ大人になってきているのかなって感じるようになったよ。

そして5月の終わりには、いよいよ栗東トレセンへ入厩。

環境が変わると馬も緊張することが多いから少し心配していたんだけど、馬房ではのんびり過ごしているみたいで、まずはそこにほっとしたかな。トレセンに入ってからは調教の内容も少しずつレベルアップしていって、「予想以上に動けている」とか、「ラストの反応がいい」といったコメントが続くようになったんだよね。

その中でも私が一番驚いたのは、「血統を聞かなければ芝向きだと思う」っていうコメント。ダノンレジェンド産駒って、どうしてもダートのイメージが強かったから、「そんな見方もあるんだ」ってすごく面白かったんだ。

もちろん順調なことばかりじゃなくて、ゲート試験は最初うまくいかなかったんだよね。ゲートに入るのを嫌がって、一度は不合格。そのコメントを読んだ時は、「あぁ、少し時間がかかるかもしれないな」って正直思ったんだけど、厩舎の皆さんが丁寧に教えてくださって、エルダークローネくん自身もちゃんと理解してくれて、無事に合格。「理解力は大したもの」っていうコメントを読んだ時は、なんだか私まで嬉しくなっちゃった。

それからは追い切りでもいい動きを見せるようになって、「新馬戦向き」とか「好勝負できる」というコメントも増えてきて、いよいよデビューが近づいてきたんだなって実感したよ。

あとね、ちょっと笑っちゃったのが、「顔が小さいから特注サイズのメンコが欲しい」っていうコメント。募集時から「この仔かわいいなぁ」って思っていた私としては、「やっぱりそう思うよね!」って、思わずうなずいちゃった。

そして迎えたデビュー戦。結果は惜しくも2着だったけど、スタートを決めて、途中少し不利がありながらも最後までしっかり走り切ってくれた姿を見て、「次が楽しみだな」っていう気持ちの方が大きかったかな。もちろん勝ってくれたら最高だったけど、初戦で見せてくれた内容は十分に期待が持てるものだったと思うし、調教師や騎手のコメントからも、その手応えが伝わってきた気がする。

振り返ってみると、この2か月は体づくりだけじゃなくて、新しい環境に慣れて、ゲートという課題を乗り越えて、そして競走馬として初めてのレースを経験した、本当に変化の多い時間だったんだよね。

まだ始まったばかりだけど、「次はどんな姿を見せてくれるんだろう」って思えることが、一口馬主の楽しみの一つだと思ってる。 エルダークローネくん、怪我に気を付けて、いっぱい成長してね。

成長の記録

時期
(年/月)
体高
(cm)
胸囲
(cm)
管囲
(cm)
馬体重
kg
おもな出来事
26/5453ハロン15秒
26/5トレセン初入厩
26/6ゲート試験合格
26/6458一週前追切
26/6460新馬デビュー